筑波山名物である「ガマの油売り口上」は、江戸時代、筑波山頂にあるガマ石の下で永井兵助(ながいひょうすけ)が陣中膏「ガマの油」を売り出すための口上を考え出し、江戸・浅草寺境内などで披露したのが始まりとされている筑波山の伝統芸能です。
現在では、つくば市認定地域無形民俗文化財として認定され、筑波山各地で披露されている。

=ガマの油とは=
筑波山知足院中禅寺の住職だった光誉上人が、大阪夏の陣、冬の陣に徳川方として従軍した折、陣中でお経を上げたり、怪我人の手当てをしたといわれます。その際、傷口に塗ってやった膏薬が良く効いて人々に 大変感謝され、その坊さんががまのような顔をしていたところから、「がまの油」になったと云い伝えられています。

 

実施日程:毎日
※荒天中止

 

筑波山ガマ口上保存会:ホームページ>コチラ